top of page

教蓮寺の沿革

 教蓮寺は応仁2年(1468年)に本願寺8代門主蓮如上人の教化を受け、当時吉良家の士族であった小野氏が出家してお弟子となり、法名釋明源をいただき、明源山教蓮寺を建立しました。

 寺号は蓮如上人より教えを受けたと言うことで、教えの「教」と、蓮如上人の「蓮」をいただき、「教蓮寺」となりました。

 応仁の乱を初め、戦国時代、世界大戦などの時代の混乱、様々な困難を乗り越え、脈々と法灯が受け継がれてまいりました。近いところでは平成19年(2007年)に漏電により本堂を焼失いたしましたが、門信徒や地域の皆様の力によって平成24年(2012年)に再び本堂を再建することができました。

 現在の住職は18代目小野線隆が勤めております。

 主な行事は1月4日、5日の報恩講。4月の第一土曜日には花まつり。春秋に開かれる永代経法要などがあります。

 他にも毎月の7日には、「常例法座」(昼座13時30分~、夜座19時30分~の2座)。17日には、一般の方々にお念仏の教えに触れていただく「ようこそお寺へ」(19時30分~)。毎月第一土曜日には、子ども達と一緒にお経の練習やいろんな学びをする「子ども土曜学校」(9時~12時頃)と寺院活動をしております。

 夏には、蓮池の蓮(6月下旬~8月上旬)が目を楽しませてくれ、その他にも境内の天然記念物のイヌマキ、四季折々の花々や、堂内にある、宝暦8年に本願寺より拝受された「阿弥陀如来像」を御本尊とし、「鳳凰図」「格天井花鳥図」等も人気です。

 阿弥陀如来様の救済のお働きは、「いつでも」「どこでも」「いつまでも」の働きと言われております。教蓮寺もそのお働きと共に歩んでまいりたいと思っております。どなた様も教蓮寺にお越しくださいますようお願い申し上げます。    

                                  合掌

bottom of page